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ロボスポ体験ワークショップを開催!

神奈川県相模原市 FUN+TECH LABOでのワークショップ

8月20日(火)〜8月21日(水)の2日間

神奈川県が主催し、JR東海と当協会とのコラボレーションで企画・運営した「ロボットスポーツ体験」イベントが、8月20日(火)から21日(水)までの2日間に渡り、相模原市のFUN+TECH LABOで開催されました。今回は、CO-SAKUロボコンを利用したワークショップ。午前中は、小学生低学年の参加者を対象にした「お魚ロボットゲーム」を実施。午後は小学生高学年以上の参加者を対象に、2日間をかけたロボット制作と試合形式のゲームを行いました。

FUN+TECH LABO

FUN+TECH LABO」(ファンタステックラボ)は、相模原市とJR東海が連携して建設したイノベーション創出促進の拠点として2024年3月25日(月)にオープンしました。

相模原市では市内外の企業や研究機関等、様々な主体の交流を図り、企業誘致や起業支援、スタートアップ企業の創出・育成を推進することを目的とした「イノベーション創出促進拠点運営事業」をJR東海と連携して行っています。

ワークショップ1

CO-SAKUロボコン

小学校高学年以上の参加者対象に、CO-SAKUロボコンのワークショップを行いました。レーザーカッターを使用して、図面の設計から部品の制作、ロボットの組み立てとプログラミングまでを行ない、最後にロボットスポーツのゲームを競技方式で楽しむ全6時間(前後半の2日間)のロボスポフルコースのワークショップでした。

CO-SAKU(コーサク)ロボコンは、下北沢の「シモキタFABコーサク室」を運営する一般社団法人CO-SAKU谷が開発し、普及しているロボットコンテンツです。子供も大人も、年齢や経験、知識に関係なく、ロボット製作・プログラミング・ロボット操縦・ロボットを使ったゲーム・ロボットコンテスト(ロボコン)です。まるで遊ぶように、楽しみながら、さまざまな技術に触れ、手を動かし、ものづくりやテックの世界へ入っていきます。

今回のワークショップの企画・運営にも多大なご協力を頂きました。ありがとうございました。

見て、考えて、手を動かして、試してみる

ロボットスポーツ体験ワークショップは、その名の通り、ロボットスポーツの競技を体験するものです。その醍醐味は自分で製作したロボットでゲームを楽しむところにあります。大まかな制作マニュアルはあるけれど、実際につくるには試行錯誤が必要です。自分で部品を作り、プログラミングをする。正解があるようでないのが面白い。何通りにも方法がある。そのため、プレイヤーの個性を反映したオリジナルロボットが生まれます。どうすれば勝てるのか。ゲームがより奥深く、楽しいものになります。

ロボットのプログラミングに取り組む参加者
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最初は「できるかな」と不安そうな顔をしていた子どもたちも、インストラクーのサポートを受けながら試行錯誤を繰り返すうちに自信と挑戦する気持ちが生まれてきます。動作をもっと良くしよう。操作を改良しよう。プログラミングの要領を覚えると、対戦ゲームが1回終了するたびに夢中になって改良に取り組む子どもたちがいました。

デジタルがリアルなモノとして表現されていく過程には不思議な高揚感があります。アイデアがカタチになる瞬間。真剣に取り組み、ワクワクが止まらない。成長が楽しい。そんな感覚を参加者は味わったのではないでしょうか。

チームに分かれてロボットでボールを集めるゲームで競う

ロボットスポーツは、一般のスポーツと同じように、人と人との壁を下げるようです。短い時間でしたが、次第に参加者同士がチームや仲間意識を持ちはじめ、力を合わせてフィールドを作ったり、率先して後片付けを手伝う様子は素敵な時間でした。

ワークショップ2

お魚ロボットゲーム

お魚ロボコンは、CO-SAKUロボコンのエントリー版を利用した楽しいゲームです。ダンボールでロボットの本体を作り、その上にお魚のオブジェを乗せて動かします。最後は、作ったお魚ロボットを釣るゲームをみんなで楽しみます。リモコンでロボットを動かしながらフィールドを縦横無尽に動き回ります。それぞれが作ったお魚ロボットが、まるで海の中のようにフィールドを泳ぐ姿はメルヘンのようです。

最初に魚を作ります。今回はイカを含む3種の型を用意しました。参加者は、魚の色を塗り、色紙やフェルトなどの材料を自由に貼り付けて、思い思いのオリジナルな魚を作り上げます。最後にできた魚をロボットに乗せて、魚つりゲームの開始です。

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各回2時間のセッションでしたが、子どもたちは熱中し、あっという間に時間が過ぎてしまいます。逃げる魚を追いかける釣り人。逃げる方も釣る方も夢中になって楽しんでいただきました。

お魚ロボットゲームに熱中する参加者たち

JR東海のFUN+TECHなチームに感謝!

今回のイベントの運営にあたっては、JR東海の皆様に大きなサポートをいただきました。細々としたことまでとても丁寧にご対応をいただきました。このような規模でワークショップを行うことは、当協会にとって初めての経験だったこともあり、本当に助かりました。当協会を信じて任せていただきましたこと、温かいご支援に心から感謝申し上げます。

ロボスポ体験ワークショップ

当協会では、地方自治体、教育機関や学習センター、企業などの皆様を対象に、ロボットスポーツを体験できるワークショップの企画・運営サービスを提供しています。

創造性を引き出す

大人も子供も、人にはクリエイティブな力が宿っていると信じています。自分の創造性を発揮することは誰にとっても単純に楽しい。科学とテクノロジーが高度に発達した現代に生まれた子供たちにとって、創造力を発揮するチャンスは無限に広がっています。そんな現代にあって、原理を覚え、論理とツールを駆使し、直感に従って創造力を発揮するのに、ロボットスポーツは最適なコンテンツです。

当協会のワークショップは、短期間でロボットスポーツの醍醐味を体験できる貴重な機会となっています。

ロボット制作

ロボットの構造や仕組みを学びながら、パーツを組み立て、自分のロボットを製作します。今回は、一部のパーツを自分で製図し、レーザーカッターで切り出していくデジタルファブリケーション体験も含まれています。

プログラミング

どのようにプログラミングしたらロボットは動いてくれるのか。前後に動くには?左右に展開するには?スクラッチを使い、直感的にプログラミングしていきます。思い通りにロボットが動く感動を体験しよう。

ゲーム対戦

作り上げたロボットでゲームをしよう!フィールドに置かれたボールをロボットが拾い、ゴールへ持ち込む数を競います。参加者をチームに分けて対抗戦を楽しみます。ゲームのフィールド作りも体験できます。

お問い合わせ

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