ロボットスポーツは、つくって、動かして、戦う。 技術と戦略、そしてチームワークが交差する、新しいスポーツです。私たちはこのロボットスポーツを、教育、エンターテインメント、地域づくり、そして産業と結びつく「社会の基盤」として育てていくことを目指しています。
その象徴となるのが、2030年、東京での世界選手権の開催です。
それはゴールではなく、ロボットスポーツという文化が社会に根づいたことを示す第一歩だと考えています。2025年現在、足立区を起点に、荒川区・世田谷区・相模原市など、少しずつ活動の輪が広がり始めています。競技大会やワークショップ、指導者の育成など、創る過程そのものがロボットスポーツの魅力です。
2025年夏、足立区で「ロボットスポーツ」の初の公式競技大会が開催されます!
「ロボスポフェスタ in あだち」は、ロボットを自分で作り、プログラミングし、仲間と一緒に競技に挑む特別なイベントです。ものづくりやプログラミングが初めての子でも安心して参加できる3日間のワークショップを通じて、技術とチームワークを学びながら、本番の大会に挑戦します。
対象は小学4年生から高校生まで。64名限定の募集です。ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
ロボットスポーツは、まだ世の中に「当たり前」として存在していません。私たちが目指す未来には、まだ多くの準備が必要です。例えば、以下のような課題があります。
私たちは、こうした課題に正面から向き合い、「誰もがロボットスポーツを楽しめる社会環境」をゼロから築いています。大会、教材、人材、ルール、会場、広報──ひとつひとつを積み上げていく挑戦です。
ロボットスポーツを「特別な人の遊び」ではなく、「誰もが関われる社会の文化」に。それが、私たちロボットスポーツ協会の使命です。
ロボットスポーツを社会に根づかせていくには、競技を開発するだけでは不十分です。競技者を育て、環境を整え、支える体制と資金の仕組みをつくっていく。
私たちは、この競技を「社会に根づく文化」として確立するために、次の5つの領域に重点を置いて活動しています。
ゲーム、ロボット、ルールなどの開発・設計を行います。
(例:公式競技10種の整備、新種目のプロトタイプ開発)
大会・体験会の開催や、映像・WEBなどによる広報を行います。
(例:ロボスポフェスタ、各地域での啓発活動)
指導者の養成、クラブやリーグ運営を通じて人材を育てます。
(例:ロボスポクラブ、指導者研修)
大会事務局や委員会、会員制度など、運営基盤を整備します。
(例:実行委員会・地域連携・顧問制度の整備)
スポンサー・寄付・物販などによって財務基盤を築きます。
(例:企業との連携、基金創設など)
ロボットスポーツは、技術・教育・まちづくり・ものづくりなど、多様な領域と交わることで成長していく“社会共創型”のプロジェクトです。
私たちは、企業、自治体、教育機関、専門家など、さまざまなパートナーと連携しながら活動を進めています。競技大会の開催支援、教材開発、寄付、スポンサー協力、ロボット技術や人材の提供など、関わり方は一つではありません。
まずは資料をご覧いただき、可能な形でのご協力をご検討いただければ幸いです。